競馬まとめ【競馬スタジアム】

もう、併せる相手いませんね…

東スポ
角居厩舎・辻野助手のコメント「ホープフルSはもしかしたら、六分程度の仕上がりだったのかもしれません。
初めての長距離輸送が控えていたじゃないですか。どれくらい減るか読めないので、お釣りを残した状態で出発した。萩Sのときのが状態が良かった。これは間違いない」「前走はほんの一瞬しか脚を使っていない。しかも、あの抜け出してきた脚も能力のほんの一部でしかないというか･･･。
この馬は6速くらいのギアを持っていると思うんですよ。でも、それを使うところまでいっていない。
前走まで使った脚も4速くらいのものでしょうね。能力がこれほどまでに抜けているのは珍しい」

サートゥルナーリア
ルメール 4/10 栗ＣＷ 重 馬なり余力
87.5 69.6 54.4 39.5 12.0 ［８］
シャケトラ（古オープン）馬なりの外1.3秒先行0.1秒先着

　ホープフルＳまで３戦３勝。
０５年ディープインパクト以来となる無敗の皐月賞馬を目指すサートゥルナーリアは、栗東ＣＷコースで“角居流”３頭併せ。
十分に余力を残し、先行したレッドウィズダムを５馬身突き放し、後方から内に入ってきたシャケトラに半馬身先着した。
土砂降りのなか、先週に続いて手綱を取ったルメール騎手の顔がにこやかに輝いた。

「ＧＯＯＤ！　いい時計が出た先週よりも少し軽かったけど、走りも手応えも良かった。コンディションはいいし、自信を持って乗りたい。とてもポテンシャルは高く、皐月賞、ダービーとも勝てると思います」。

桜花賞（グランアレグリア）に続くクラシック連勝となれば、同時にクラシック完全制覇もかなう。平成最後の「ベストチャンス」で頂に上がり、サートゥルを令和の怪物へと導く。
（夕刊フジ）

シャケトラの2週前追い切りの評価
ただ、この日の栗東は大雨。CWは水も浮くような箇所があるくらい悪い状態だったので、朝一番と言えども、急かす走りをすると最後は苦しくなる。しかし、さすがはシャケトラ。4コーナーから最後の直線に向く時のスピード感はさすがで、あっさりとサートゥルナーリアに追いついてくる。しかしながら、相手が相手。そこから簡単に追い抜くことはできず、手応え的には劣勢かなという感じでゴールに入った。
時計は6F86.2～5F69.9～4F53.9～3F38.9～1F12.1秒。
この数字で手応え劣勢と書くと、悪い内容に思えるが、決してそんなことはなく、相手と馬場状態が悪かっただけ。
あとはこの追い切りからレースに向かって、どんな変化を見せていくかといったところだろう。(取材・文：井内利彰)

川田「ライバルというのも失礼かなと思いますけどね。1頭、抜けていると思いますから」